災害対策部会

災害発生に備える住区住民会議対応組織
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活動内容

めぐろ区民キャンパスで
 避難所運営訓練と在宅避難グッズ展開催 
 2025年6月28日(土)
めぐろ区民キャンパス避難所運営部会 実行委員長  矢野昭太郎
 6月28日(土)令和7年1回目の防災訓練がめぐろ区民キャンパス2F体育館で行なわれました。

 従来の避難所の光景と言えば体育館の床にめいめいが少人数であっちこっちに固まって座っているのが普通でした。今回見た体育館の光景はテントが整然と並び、バラバラの個の集まりではなくまるで一軒一軒の家が街を構成しているような感じに思いました。

 災害避難所はとかくプライバシーがなく不衛生で食事や飲料も乏しく避難生活をするには厳しい環境と思われています。今回感じたことは、テント1つあるだけで他人の視線を遮ることができ、プライバシーを守ることができるということです。

 これからも訓練の度に一歩一歩進歩を重ね、感性を高め、より良い避難所生活ができるよう努力したいと思いました。

 同時に展示された在宅避難グッズに関しても、5年前の非常用ライトやランタンとは数段進歩した多様な使い方ができる照明器具、電気がなくても乾電池で数時間回せる小型扇風機など様々な優れたグッズが展示され来場者の関心を買っていました。
 

目黒区で初展示の屋内2人用テントをリアルに多数設置、実地体験

屋内2人用テントは4人で組み立て可能

広さは段ボールベットが入る約4平方メートル

避難所、在宅避難時の簡易トイレ講習

在宅避難時の必要準備品の展示と説明

八雲小学校避難所運営訓練   2024(令和6)年12月14日

新たなる“体験型”避難訓練         

災害対策部会 部長 松本 多美子

 2024年12月14日(土)午後4時から八雲小学校にて地域避難所運営訓練を行いました。

  初めての試みとし「夜間に発災!ライフラインも止まった!」想定で体育館において居住体験を行いました。

 
「投光器」と「まかないくん」

 その結果、照明に関しては6台の投光器で日常の生活が可能であることがわかりました。

 八雲小学校の防災倉庫には20台の投光器が入っており、各居住空間等に発電機を使って設置します。

 ガス・水道も止まった想定ですので、受水槽からホースで水を引き”まかないくん“というガソリンを使用する大型湯沸かし器でお湯を沸かし、アルファ化米を炊いて提供しました。  

 受付での避難者名簿の記入をはじめ、簡易トイレの訓練では一回ごとの使用方法を体験しました。

 震災はいつ起こるかわかりません。ぜひ今後の訓練に参加してください。

地域避難所運営訓練(夜間体験型)の参加者アンケートの集計結果がまとまりました
  災害対策部会 副部会長 利根川 隆
  訓練実施日:令和6年12月14日(土) 午後4時〜午後6時30分
  ※夜間に地震が発生し、すべてのライフラインが寸断されている想定で避難所生活を体験しました。
  アンケート集計の結果(参加人数 約90人 回答21人)
Q1. あなたの年代は?
  20代以下・・19%   30代〜50代・・14%   60代以上・・ 67%

Q2.八雲小避難所運営訓練に参加は何回目ですか?
  初めて・・43%   2回目・・14%   3回以上・・43%

Q3.八雲小学校とめぐろ区民キャンパスは災害発生時の避難場所であることをご存じでしたか?
  知っていた・・95%   知らなかった・・5%

Q4.災害に備えて3日分相当の備蓄品をそろえていますか?
  そろえている・・76%  そろえていない・・24%

Q5.次回も訓練に参加したいですか?
  参加したい・・81%  いいえ・・0  わからない・・19%

Q6.今回の夜間訓練は参加者に避難所生活を体験していただくことを主たる目的としています。 実感できましたか?
  実感できた・・61%  あまり実感できなかった・・14%  無回答・・25%
 

意見
・ 実際にどのくらいの人が避難所生活が送れるか、混乱がおきそうで心配になった。
・照明投光器は明るいが、とてもまぶしく感じた。しかし上向きにしたらまぶしさも軽減した。
・夜の訓練は初めてでいい経験になった。
・段ボールベットなどの組み立てを手伝ったが苦戦した。今後も体験したい。
・在宅避難や風呂なし対策も説明してほしい。
・暗いところでの開設準備は大変だと思った。
・若い運営スタッフを増やしてほしい。

  目黒区災害備蓄品”のアルファ化米を配布 2024年9月15日
   9月15日氷川神社のお祭りに、避難所運営訓練&災害対策部会の啓発運動の一環として、住区センター前の広場で“目黒区災害備蓄品”のアルファ化米を配布しました。
 
  めぐろ区民キャンパスで      
避難所運営訓練と在宅避難グッズ展開催
   2024年6月15日
  地域避難所運営協議会めぐろキャンパス部会
 避難訓練実行委員長 矢野 昭太郎
   6月15日(土)快晴、めぐろ区民キャンパスの防災・避難所運営訓練を開催しました。

 今回は在宅避難時の備蓄品に重点を置きました。
 
在宅避難時の備蓄品紹介

食品・日用品x人数x3日分の備えを
 

 5基の大・小テントを設置して、飲料水、食料、防災ライト/ラジオetc.展示紹介、在宅用トイレキットの使用説明、水を使わないけんちん汁ごはん、豚汁ごはんの試食してもらいました。好評でした。

 この経験を機会に、来場者の方が自分なりの災害備蓄をされることを期待します。

 
マンホール用仮設トイレを見学

在宅用トイレキットの使用説明
  八雲小避難所運営訓練   2023年12月2日
  災害対策部会 副部会長 利根川 隆
   第22回八雲小避難所運営訓練を12月2日(土)に実施致しました。今回は震災発生を朝と想定し、午前10時より開始し、昼12時に終了しました。
 まだコロナ禍が完全には収束していない状況なので、訓練はコロナ対応を基本としましたが、今回は参加人数を制限せず、町会の方々や一般見学者の参加を受け入れ、班員、防災課、参集職員、八雲小PTA、目黒消防団第11分団団員を含めて、約260名が参加しました。
   今回は大勢の一般見学者に参加をしてもらえるよう、通常の避難所運営訓練に加え、子供向け景品付きスタンプラリー、地震体験(起震車)及び、煙体験コーナーを設置しました。このため多くのファミリー(約200人)の参加がありました。
在宅避難者や一般避難者、体の不自由な方などの受付
 
煙体験

起震車による地震体験も
   避難所運営訓練は4班に分かれ、総務・情報班は避難者の受け入れ(検温→受付→記帳→避難者の避難場所への誘導)、施設・安全班は体育館の居住スペース区割り、簡易テント、段ボールベッド組み立て、保健・衛生班は簡易トイレ、マンホール直結型トイレ組み立て、給食・物資班ではまかないくん(巨大湯沸かし器)を使ってアルファ化米、ハイゼックス米の調理、パック詰め・配布の訓練を行いました。
 
米と水をビニール袋に入れ熱湯で炊飯できるハイゼックス米

1人当たりの避難スペース確認
 
マンホール用仮設トイレを見学

各訓練のスタンプを集めて
最後にお土産をもらいました
   見学者は4グループに分かれ、各班の見学、各班員よりそれぞれの業務の説明を受けたり、実際に体験したり、地震体験、煙体験を経験しました。
 今回、多くのヤングファミリーの参加があり、避難所運営訓練の重要性を感じていただけたと思います。また各班員は訓練内容を見学者に説明することにより、業務の習熟度向上につなげることができたました。

 
 

 2023年11月25日、」天気は冬晴れ、気温は肌寒い気候の下で午前10時のスタートでした。

 今回は大地震発生後にめぐろ区民キャンパスに避難してくる避難者の受け入れと、どの場所に誘導すべきかの訓練としました。
 受付担当が的確にスピーディに処理し、一方避難者は不慣れな中で受付場所から避難所の目指す場所まで案内人がいなくても誘導指示板と受付で渡されたルート図でスムーズに到達できるかを確認しました。

 

 前もって受付に並んだ避難者側の人に被災後の家庭状況を記したカードを渡して、受付側はその状況をとっさに判断して避難所の中の適当と思われる場所を決定します。

 

 受け入れ側と避難者側を途中で入れ替えて、出来るだけ多くの人に双方の経験をしてもらう方法を採用しました。

 最後にアンケートで待ち時間や決定までの時間、ルートの案内図の大きさや配置場所の適格性などを出していただきました。

   

 避難場所としてキャンパス体育館の隣に桜修館校の体育館もありこの広い範囲の中で上記の避難誘導、その後の運営を考えると改めて関係者の皆さまの協力が必要と痛感しました。


 当日はその後、要支援者に対する接遇の講演が有り、最後に停電時の夜間の体育館で投光器を使用した照明(1階外の発電機から長いケーブル使用)を初めて行いました。

  令和5年6月17日 避難所運営学習会
 
   目黒区防災課の玉田係長ほか課員6名のご協力のもとに、八雲住区エリア避難所運営学習会が八雲住区センター2階コミュニティルームにて開催されました。

 防災課による避難所運営に関しての講演及びDVD放映・質疑応答・ダンボールベッドとまかない君(湯沸かし機)の取扱いについてのYouTube動画放映・目黒区防災アプリの説明などなど、40名もの参加者が熱心に取り組まれました。

 最後に備蓄食品と備蓄水をお持ち帰りいただき、閉会となりました。
さらにうれしいことに、本日の参加者の方が災害対策部に入会してくださいました。

 12月2日(土)の八雲小避難所運営訓練にも、多くの方々のご参加をお待ち申し上げます。
 
目黒区防災アプリの説明

防災アプリを試す
 

第21回八雲小避難所運営訓練報告 令和4年10月1日

 

 八雲小避難所運営訓練を10月1日(土)に2年振りに実施しました。今回は震災発生を夜間と想定し、午後4時より訓練を開始し午後6時半頃終了しました。
 コロナ禍が収束していない状況下、訓練は今回もコロナ対応を基本とし、参加人数を制限して班メンバーと防災課及び参集職員を含め60数名が参加しました。

 今回は避難所運営業務を全員で共有することを目的とし、各班の業務を参加者全員が実際に体験しました。参加者は4班に分かれ、給食・物資班はまかないくん(巨大湯沸かし器)を使ってα化米を調理及びパック詰めを行い、総務・情報班は避難者の受け入れ(検温→受付→記帳→避難者の避難場所への誘導)を訓練しました。

 又、保健・衛生班では簡易トイレ及びマンホール直結型トイレを組立て、施設・安全班は避難所となる体育館の有効スペースを確認するため実際の居住スペースをブルーシートで示し、簡易テントと段ボールベッド、更衣用テントを組立てました。

 防災課からは、発災から学校集合、避難所開設までの参考例の説明がありました。

  訓練を終えて、各班での反省点を出し合い、災害対策部会でとりまとめ、来年の住民を交えた避難所運営訓練に活かして行きたいと思います。 

 

災害対策部会 副部会長 利根川 隆

 
避難者は名前などを記入して登録

間隔をあけて順番に受付
 


感染者は別に受付て専用場所へ


校舎裏の防災倉庫に機材保管
 
マンホール直結トイレを見学

簡易トイレは使用後に凝固剤投入
 
1人当たりの実際のスペース

傷病者のスペース
 
女性用更衣・授乳スペース


α化米を調理して配布

  コラム  車のキーは常に身近に!
   どこの家にもあるマイカー 災害時にはこれで逃げる、宿泊する、あるいは灯りをともす、更には車から電気を自宅にもらう等、色々な使い方ができ、便利な避難道具になります。

 外出をする際は車を使用しない時でも必ずキーを携行して下さい。万が一帰宅した時点で家に入れない状況でも車が無事であれば一時的に利用出来ます。欲を言えば災害時の避難用具の一部と簡単な食糧もあればもっと良いと思います。
 
  コラム  我 慢 し な い !
 

 災害から無事逃れても避難所生活で生命を落とす人(震災関連死)が熊本地震では204名全体の43%でした。主な原因の中で最大はエコノミークラス症候群でした。

 トイレが汚い。 だからトイレに行きたくない。 だから水分を取らない。 だから動くのも控えよう。 この循環が筋力や心肺機能の低下、ひいては血栓の発生を起こして、関連死につながります。
避難所生活では水分補給と身体を動かすことが最も大事なことです。特に高齢者には

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